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新しいMicrosoft Teamsアプリ更新後に消えた組織を回復する方法

新しいMicrosoft Teamsアプリ更新後に消えた組織を回復する方法

microsoft365の豆知識

こんにちは!WebライターのCHIKAKOです。
2024年3月31日以降、従来のTeamsは新しいTeamsへと更新されましたよね。

今更ながらですが、このアプリ切り替え時に使用頻度が低かった組織が1つ、消えてしまっていたんです。
Webからはこの組織にアクセスできたので、使わないからまあいっか。。。と放置していたのですが、数年ぶりにこの組織の会議に参加することに。

慌ててWebからアクセスしましたが、これを機にアプリでも使えるように修正しようと思い、試行錯誤の末解決したので、ここに備忘録として残しておきます。

アプリで複数組織が表示されない

今回の問題は、WindowsデスクトップアプリのTeamsで、組織切り替えができなくなったことです。
アプリのアンインストールとインストールやアカウントのサインイン・アウトを何度も繰り返し、TeamsアプリやWindowsの再起動をしてみたものの、2つ目の組織の表示がされません。

ちなみにWeb上では組織の切り替えができたので、デスクトップアプリにアカウント情報が反映されていないようです。
 

解決策はキャッシュの削除

色々調べた上に見つけ出したのが、
%LOCALAPPDATA%\Microsoft\IdentityCache
を削除すること。

何らかの要因でこのキャッシュファイルが適切に破棄や更新されなかった場合に、Teams デスクトップアプリで予期しない問題が発生する場合があるそうです。
 

具体的な削除方法

%LOCALAPPDATA%\Microsoft\IdentityCache
を消せばいいよと言われても、どこからどう消したらいいのか分からない・・・
という方もいらっしゃると思いますので、このキャッシュフォルダの削除方法をお伝えします。
 
 

①タスクバーの検索窓に上記のファイル名をコピーして入力します

新しいMicrosoft Teamsアプリ更新後に消えた組織を回復する方法
 
 

②見つかったらファイルを開きます

新しいMicrosoft Teamsアプリ更新後に消えた組織を回復する方法
 
 

③このファイルを削除します

新しいMicrosoft Teamsアプリ更新後に消えた組織を回復する方法
 
 

キャッシュファイルを削除したら、アプリ上で表示されなかった組織が出てきて、切り替えができるようになりました!

もし、アプリ移行時に不具合が起きていて解消できないことがあったら、キャッシュの削除で対応してみてください。
 

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