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WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法【さくらサーバー編】
WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法【さくらサーバー編】
この記事は公開から1年以上経過しています。
こんにちは、クリエイターのSHOJIです。
前回、エックスサーバーを例にして「WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法」をご紹介しましたが、「うちのWorPressは上限が5MBすらないんないんだけど大丈夫ですかね?」って質問をいただきました。
参考記事:WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法
https://info-con.co.jp/tips/wordpress-03-upload_filesize_xserver/
確認すると、利用されているサーバーが「さくらのレンタルサーバ」で一般的な「スタンダード」プランでした。設定してあるPHPのバージョンにもよるので定かではありませんが、質問者の方の利用状況下では上限が「2MB」だったというだけのことです。何ら問題はないと思われます。
そこで今回は、さくらサーバーを例にして「WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法」をご紹介したいと思います。
アップロード可能なデータサイズの確認
WordPress管理画面から「メディアライブラリ」を開き、「新規追加」をクリックします。そこに「最大アップロードサイズ」という表示がされています。これが、ご利用中のWordPressでの最大アップロードサイズになります。
この最大アップロードサイズについては、みなさんがご利用中のレンタルサーバー(契約プラン)によって、上限が5MBだったり30MBだったり50MBだったりします。
今回の例でいうと、2MBということになります。(さくらのレンタルサーバ利用)
最大アップロードサイズの変更方法
新サーバーコントロールパネル
さくらサーバーの「サーバーコントロールパネル」にログインすると、「スクリプト設定」というメニュー内に「php.ini設定」という項目があるのでクリックします。表示された「ドメイン選択」の画面で該当するドメインを選択すると、「PHPiniファイル設定」の画面が開きます。
さくらサーバーではエックスサーバーとは違い、各項目ごとに入力ボックスが設定されていないため、php.iniファイルパス下部のテキストエリアに、数値だけではなく設定のためのプログラムを入力する必要があります。
参考画像にて既に入力されている「extension = imagick.so」については、以前ご紹介した「『1つ以上の推奨モジュールが存在しません』と表示された時の対応!さくらサーバー編【WordPressサイトヘルス】」のサイトヘルス改善対策の設定入力になりますので、今回の記事の内容とは関係ありませんが、興味のある方は下記URLよりご確認いただけます。
https://info-con.co.jp/tips/wordpress-01-sitehealth/
前回のおさらいです!
「memory_limit」は、PHPのスクリプトが利用できるメモリ容量の最大値。
「post_max_size」は、POSTデータの最大サイズ。
「upload_max_filesize」は、アップロードされるファイルの最大サイズとなります。
ポイントは、「memory_limit」の数値を一番大きく「upload_max_filesize」の数値を一番小さくなるように入力して保存することです。また、数値を上げすぎると500エラーになる場合もありますので、極端に数値を上げすぎない方がいいと思います。
今回の例では、
「memory_limit」→ 入力せず
「post_max_size = 10M」
「upload_max_filesize = 10M」
という具合に、プログラムを入力して保存しました。
この時に注意しなければならないのは、php.iniの編集において記述ミスなどがあるとサイトが表示されなくなるといったリスクを生じるため、追加入力するコード以外にすでに記述されたコードがある場合は事前にテキストエディター等にコピペしておくことが必要です。
万が一、プログラムの入力後にエラーが生じた場合は、追加入力したプログラムだけを削除すれば解消されると思います。入力ミスさえなければ特別高度な技術を要する内容ではないので、比較的簡単に設定変更できるのではないでしょうか。
旧サーバーコントロールパネル
さくらサーバーでは、上記のサーバーコントロールパネルとは別に、旧タイプのサーバーコントロールパネル(2021年2月終了予定)がありますので、そちらの設定方法もご紹介しておきます。
旧サーバーコントロールパネルにログインすると「アプリケーションの設定」というメニュー内に「PHP設定の編集」という項目があるのでクリックします。表示された「php.ini設定ファイル編集」のテキストエリアに、上記同様プログラムを入力し保存します。
変更されたデータサイズの確認
WordPressの「メディアライブラリ」に戻り、「新規追加」画面にて「最大アップロードサイズ」が変更されているか確認します。
編集した通り、最大アップロードサイズが10MBに変更されました。
まとめ
前回のエックスサーバー編と同じになりますが、WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法としては、今回ご紹介したさくらサーバー内サーバーコントロールパネルでの「php.ini」の変更が一番簡単な方法だと思います。
今回はさらに「2MB → 10MB」と、アップロード上限を極端に上げすぎないように設定しました。大きなデータをアップロードしようとすればする分だけサーバーへの負荷が掛かってしまい、結果サイト表示が遅くなったり、サイト自体が重くなったりするだけでなく、訪問ユーザーに対してもデータ通信量が大きくなるなどのデメリットが生じてしまいますので、簡単だからといって無意味に最大アップロードサイズを上げすぎるのは注意しましょう!
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