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藍染工房∞伊勢藍さんで本物の藍染体験をしてきた
藍染工房∞伊勢藍さんで本物の藍染体験をしてきた
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こんにちは!WebライターのCHIKAKOです。
先日、いなべ市にある「藍染工房∞伊勢藍」さんで本物の藍染をしてきました。
ここを知る前までは藍染について無知だったのですが、本物の藍染というのは、実は機能的にとても優れているんです。
そして、その効果・効能がとてもすごくて驚いたので、今日は、その「本物の藍染」についてお伝えしたいと思います。
そもそも藍染とは
藍染というのは、蓼藍(たであい)という葉っぱを原材料にして作られた染料を用いた染色技法のことをいいます。「松阪もめん」も天然の藍で染めた糸を使って生産されているそうですよ。
江戸時代から伝わる古来の方法で染めた藍染は、防臭・抗菌・消炎・鎮痛・UVカットほぼ100%・鎮静効果などに優れているそうです。
ですが、現在の藍染の大半は、化学薬品などを添加して作られているため、これらの効能が期待できないんだとか。
そんな中、今回お邪魔した藍染工房∞伊勢藍さんでは、江戸時代から伝わる正統な技法での本物の藍染を体験できる、貴重な場所なのです。
藍染体験
藍染体験では、工房内にあるいろいろな素材の中から好きなものを選んで、それを染めていきます。私は、藍染の効能を十分に活かしたいと思ったので、マスク、Tシャツ、腹巻きをチョイス。
藍染の染料は、微生物の発酵によってつくられているので、丁寧に扱うことが大切です。 特に、空気が入ると酸化してしまうため、染料が使えなくなってしまうんだとか。なので、空気が入らないように染液に布を入れるコツを教わってから染めの作業に入っていきます。
染める作業は、3つの甕を使って、それぞれ2回ずつ染めていきます。
染液の温度はほんのり温かく、そしてただひたすら手を動かしていくという単純作業なので、なんだか癒される感覚がありました。
染上りがこちら!
今回は、機能重視で絞りを入れることはしませんでしたが、一緒に染め作業をしていた常連さんは、おしゃれな感じで絞りを入れたものを作られていました。
次は私も絞りに挑戦したいと思います!
藍の葉っぱは食べられる!
染めが終わったら、藍の葉を乾燥させたお茶を頂きました。
このお茶の葉っぱには微生物がついているので、腸活におススメなんだとか。
藍の葉っぱまで美味しく頂けますよ。
そして、いつもは蓋をしてある甕の中身を見せてもらいました。
こんなふうにモコモコと藍色の泡が立ってきたら、染めることができる証拠。
ちなみにこの表面の泡のことを、「藍の花」と呼ぶそうです。なんだかステキですね。
実際に自分で染めた藍染作品をつかってみて
まずはマスク。
不織布のマスクは苦しい感じがあったのですが、藍染のマスクは呼吸がしやすいです。
そして何より、安心感が違います。藍染でコーティングされたマスクなので、抗菌効果は高いはず。
Tシャツは、インナーとして毎日着ていますが、1回も洗ってなくても本当にニオイません!
肌ざわりも良いですし、快適に着用できています。
そしてビックリしたのが腹巻きです。
なぜなら、生地自体はペラペラで薄いのですが、すごく温かいから。
今までの冬は、毛糸のもこもこした腹巻が手放せなかったほど寒がりなのですが、本格的な冬が訪れた今でも、藍染の生地がうすい腹巻で十分温かいです。
松阪からは少し遠いのですが、ぜひ一度行って染めを体験して、実際に使ってみてください!本物の藍染、使ってみる価値ありですよ。
:藍染工房∞伊勢藍
:〒511-0274 三重県いなべ市大安町大井田2749 いなべ藍ランド
:https://www.iseai-japan.com/
:https://www.facebook.com/enokunowa/
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