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COPYTRACK(コピートラック)からのライセンス警告に関する対応!PIXTAで購入した素材に対する実例紹介
COPYTRACK(コピートラック)からのライセンス警告に関する対応!PIXTAで購入した素材に対する実例紹介
こんにちは、チーフクリエイターのSHOJIです。
COPYTRACK(コピートラック)は、画像の無断使用を検知して、著作者に代わってライセンス費用を請求するサービスです。ドイツを拠点とする企業で、画像検索やAIによる自動判定をしています。
そんなCOPYTRACKですが、なぜか今回うちにも画像の無断使用を疑うメールが届いたので、弊社がどのように対応したかご紹介したいと思います。
- \\ 目 次 //
- フィッシング詐欺かどうか確認
- PIXTAにライセンス証明が可能かどうか確認
- COPYTRACKでのライセンス証明手続き
- ライセンス証明手続きの結果
- あとがき
フィッシング詐欺かどうか確認
まずは、届いたメールが本当にCOPYTRACKからのものか慌てずに確認します。
届いたメールを参考に掲載しますが、多数URLの記載があるため、リンク先がフィッシング詐欺を目的とする悪質なサイトの可能性も十分考えられ、しっかりと確認する必要があります。
本文を見るだけで胡散臭く、典型的なフィッシング詐欺のメールのようですが、メールの送信者が間違いなくCOPYTRACKのようなのでひとまず安心。
うちは正当な手段で素材を購入しライセンスを所持しているため、とりあえず静観することに。
ですが、その後もしつこく催促メールが届き精神衛生上よろしくないので、ライセンス証明の対応をすることにしました。
PIXTAにライセンス証明が可能かどうか確認
今回のメールで嫌疑を受けたのは、PIXTAから購入したベクター素材にて作成した画像だったため、購入やライセンス所持等の証明書の発行が可能かどうかPIXTAへ問い合わせてみました。
問い合わせてから2時間程で丁寧な回答が届き「領収書を証明書として提示する」ようアドバイスをいただいたのですが、残念ながら「定額制プラン」で購入した素材であったため個別の領収書の発行に対応していませんでした。(下記PIXTA公式ガイド参考)
そこで、有効かどうか微妙でしたが、PIXTAマイページ内「定額制プラン購入履歴」ページから該当する期間の領収書を発行して、ライセンス証明にCOPYTRACKに提示することにしました。
COPYTRACKでのライセンス証明手続き
届いたメールの送信元を確認してフィッシング詐欺等ではなかったのですが、万が一に備えメール本文にあるリンクからではなく、ブラウザから直接COPYTRACK公式サイトへアクセスします。
①COPYTRACK公式サイトへアクセスします。
https://www.copytrack.com/ja
②画面右上の[支払い]をクリックすると「COPYTRACK承認ポータル」サイトに遷移します。
https://portal.copytrack.com/ja/start
③メール本文に記載されたケース番号をテキストボックスに入力して[ケースを確認]をクリックします。
④手続き画面に遷移して適宜選択および入力していくのですが、ライセンス証明に必要なファイル(JPG・JPEG・PNG・GIF・PDF)を1点しかアップロードできないため、2点以上になる場合は1点にまとめる必要があります。
手続きに集中し過ぎてスクリーンショット撮るのを忘れてしましましたが、ここまでの流れで終了となります。
ただし、手続き画面内で「異議申し立て」のためのテキストエリアがなかったため、連絡先情報を入力する項目にあった「お問い合わせ」欄に以下の内容を補足で入力しておきました。
・正当なライセンスを所持していること
・素材購入先が「PIXTA」であること
・正確なダウンロード日
・素材番号
・PIXTAより「領収書でライセンス証明してください」と指示を受けたこと
上記の「正確なダウンロード日」と「素材番号」は、PIXTAマイページ内「ダウンロード履歴」で確認することができます。
ライセンス証明手続きの結果
翌日、COPYTRACKからメールが届きました。
想定よりも早い返信だったため「やっぱり定額制プラン契約の領収書だとダメだったかぁ」と半分あきらめモードでしたが、英文を翻訳してみると単に「提出したライセンス証明を受領した」との内容でした。
手続き終了から約30時間程度、この時点ではまだ解決したかどうかは不明です。
それから6時間後、深夜に再度メールが届きました。同じく英文です。
「検証の結果ライセンスが有効であると確認しました。今回のケースはクローズします。」といった内容でした。
正当なライセンスを所持しているので証明できれば何の問題もないはずなのですが、定額制プラン契約の領収書では無理かもという不安があったため肩の荷が下りました。
あとがき
結果としてライセンス証明ができたため良かったのですが、精神衛生上よろしくないのと、証明に費やした時間を考慮すると正当なライセンスを所持している者としては迷惑極まりないです。
また、今後COPYTRACKと偽り同様の手段で不当な料金を請求するフィッシング詐欺が発生するかもしれませんし、COPYTRACK自体が非弁行為に当たるのではという意見も一部では言われています。
いずれにしろ、このようなメールが届いた場合は慌てず落ち着いて行動することが必要なのですが、そもそも論として画像の無断使用をせず信頼のある素材提供サービスを利用しましょう。
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