- 動画の再生速度を3倍4倍にするChromeの拡張機能をYouTubeに使ってみる
Illustrator初心者必見!名刺作成の基本トンボ(トリムマーク)とガイド
Illustrator初心者必見!名刺作成の基本トンボ(トリムマーク)とガイド
この記事は公開から2年以上経過しています。
先日「バチェラージャパン シーズン4」を何気に観始めて、最終話は正座しながら見ていたHANAです。いつの間にか自然と姿勢を正してました笑
さて、今回ご紹介するのは『illustratorで名刺のトリムマークとガイドを作ってみよう!』です。
これから紙媒体などのデザインを始めたいという方、トンボ(以下トリムマーク)とガイドの知識は必須です。印刷してくれる業者さんがこれを目安にしているからですね。
作り方さえ分かっていれば他のことにも応用可能ですので、とりあえずやっていきましょう。
トリムマーク作成
まずillustratorを立ち上げて、【新規ファイル → 印刷 → A4 → 作成】を選択してアートボードを出します。両面名刺を作る想定なので今回はA4でOKです。
次にメニューバーから【編集 → 環境設定 → 一般】(Windowsの場合)を選択します。
【日本式トンボを使用】にチェックが入っていることを確認します。
長方形ツールを選択。画面内をクリックすると数値を入力できます。【55mm:91mm】と入力してOKをクリックすると長方形ができます。このサイズが日本の一般的な名刺サイズです。
この長方形を選択した状態で【オブジェクト → トリムマークを作成】をクリックします。
このようにトリムマークができました。
※横長の長方形でも形に合わせて生成されます。
ガイドの作成
次に長方形だけを選択した状態で【オブジェクト → パス → パスのオフセット】を選択します。
下図のようなダイヤログボックスが表示されるのでオフセットを【-3mm】に設定します。
※印刷の際のルールによっては【-5mm】の場合もあります。
プレビューにチェックを入れておくと【-3mm】の位置がどこに来るかが表示されます。
位置に問題がなければOKをクリックします。
パスのオフセットがどのように機能したのかが分かりにくいので、線のみにしました。するとこのような状態になっていることが分かります。※線のみにしなくても問題ありません。
この二つの長方形を選択した状態で、【表示 → ガイド → ガイドの作成】をクリックします。
下図のようにガイドが作成されました。
内側に作ったガイドが、名刺を裁断する際のセーフティーゾーンになります。
外側のガイドが裁断する際の目安となるのですが、例えば、名刺の背景色を外側のガイドぴったりに配置して印刷会社に入稿すると、裁断する際に予期せぬ余白が入ってしまうことがあります。
なので入稿するときは、外側のガイドから余分にはみ出させる必要があります。
これを『塗足し』といいます。
今回は表裏のある両面の名刺を作る想定なので、トリムマークとガイド全体を選択した状態で【Alt + ドラッグ】でこのように複製しておきます。
アートボード上で【右クリック → ガイドをロック】をクリックするとガイドをロックすることができます。
トリムマークは【レイヤーパネル】からロックすることができます。
もしガイドが見にくい場合は【編集 → 環境設定 → ガイド・グリッド】から、ガイドのカラーとスタイルを変更できます。
これで完成です。
まとめ
今回はトリムマークとガイドを制作しました。 正直、名刺の印刷会社のWebページなどで、名刺を作る際のテンプレートデータは入手可能です笑。
さらにいうと、印刷会社ごとに入稿時のルールも少し違ったりするので、サイトからテンプレートをとってきたほうが無難です笑笑。
ですが、はじめにも書きましたが、このような基本の作業を一度やっておくと、後から様々なことに応用が利くようになります。
「初心者だけどIllustrator使ってなんか作りた――――い!!!」という方は、ぜひ一から名刺を作ってみてはいかがでしょうか。
以上、HANAがお届けしました!
[Webの豆知識]関連記事
Service
Contact
インフォコネクトに相談してみませんか?
経営コンサルティングからITサービス活用支援、ホームページ制作などに関するご依頼や、ご質問・ご相談など、なんでもお気軽にお問い合わせください。