Illustrator記事をAffinityで再現してみた｜ざらざら質感のノイズグラデーション

こんにちは、HARUKAです。
以前、当社ブログでざらざら質感のノイズグラデーションをIllustratorで作る方法を紹介しました。

今回はその流れをベースに、Affinity（統合版）で同じ雰囲気が作れるか？を試してみました！

• \\　目 次　//
• Affinityでノイズグラデーションの作り方
• 部分的にノイズを足したい場合
• まとめ

Affinityでノイズグラデーションの作り方

手順1：オブジェクトを複製する

ノイズを入れたい文字／図形を作成し、複製します。
前面（上側）の複製を「ノイズ用」として使います。
 
 
 
 

手順2：ノイズ用オブジェクトをグラデーション塗りにする

ノイズ用オブジェクトの塗りを「白→黒」の線形グラデーションにします。
このとき、白側の停止点（ストップ）の不透明度を 0%、黒側を 100% にします。
（白側は透明になるため、その部分のノイズが見えなくなります）

 
 
 
 

手順3：粒感を追加する（ライブフィルター）

ノイズ用オブジェクトに、ノイズ系のライブフィルターを追加します。
【ピクセル】→【新規ライブフィルターレイヤー】→【ノイズ】→【ノイズを追加】

モノクロにチェックを入れます。
今回は【強度：100】【均一】にしていますが、このあたりはお好みで調整してください。
 
 
 
 

手順4：描画モードでなじませる

最後に、ノイズ用オブジェクトの描画モードを「オーバーレイ」に変更します。

 
 

・控えめにしたい場合：描画モードを「ソフトライト」にする／ノイズ用レイヤーの不透明度を下げる
・色を濃くしたい場合：描画モードを「焼きこみカラー」にして、不透明度で微調整する
 

部分的にノイズを足したい場合

「影だけ」「端だけ」などピンポイントにざらつきを足したい場合は、フィルターブラシ機能を使うのもおすすめです！

① フィルターブラシツールを選択
②【ノイズを追加】を選び、「フィルターを追加」を実行
③ ノイズを足したい部分をブラシで塗る
 

まとめ

結論、Affinityでも再現可能でした！！

ただ、アピアランスで一括管理できる点はやはりIllustratorが便利だなと感じました。
また、グラデーションの調整はAdobeのほうがきれいで精度が高く、作りやすい印象です。
とはいうものの…Affinityは無料で利用できますので、気になる方は、ぜひ試してみてください！
 
 

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