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給与計算ミスが発覚したときの対応と防止策

給与計算ミスが発覚したときの対応と防止策

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給与計算間違いの影響や責任

給与計算の間違いは、遅延損害金の発生、従業員への業務負担などのリスクがあります。

従業員に与える影響

給与計算ミスは従業員に大きな影響を及ぼします。誤った給与が支払われることで、従業員のモチベーションや会社への信頼感が低下しますし、遅延損害金なども発生します。
担当者には、保険料税金再計算も必要になり、業務の負担を与えてしまいます。
 

企業に対する法的リスク

給与計算の間違いにより、賃金未払いが発生すると、故意ではなかったとしても、法律違反に該当します。計算ミスが頻発する場合や悪質な場合、従業員は労働基準監督署に訴えることができます。その結果、企業には調査や是正勧告が行われ、場合によっては罰金が科されることもあります。また、企業の信用が失墜することも大きなデメリットです。
 

給与計算ミスが発覚した場合の対処法

給与計算ミスが発覚したら、速やかに対象従業員へのお詫びと再計算や返金の手続きを行う必要があります。

迅速なお詫び

給与計算ミスが発覚した場合、まず従業員に迅速にお詫びし、誠意を持って対応することが重要です。ミスの内容を説明し、どのような対応をどのタイミングでするか、また再発防止策を明確に伝えることが必要です。
 

返金・再計算の手続きと注意点

給与計算ミスが発覚した場合、返金や再計算の手続きが必要です。この手続きにはいくつかの注意点があります。

まず、返金手続きでは、従業員が過剰に受け取った給与を正確に算出し、適切な方法で返金を求めます。この際、従業員に対して丁寧に説明し、返金方法や期間について合意を得ることが重要です。無理な返金要求は従業員の負担となり、不満を招く可能性があります。

再計算の手続きでは、正しい給与額を再確認し、不足分を迅速に支払います。この際、税金や社会保険料の再計算も必要です。
 

給与計算ミスの原因

給与計算のミスには、手作業によるミス、法改正への対応漏れ、社内規則の整備不足などが考えられます。

手作業で行っている

Excelなどを使って手入力で行っている場合、人的ミスが発生しやすくなります。特に計算の複雑さが増すほど、ミスのリスクが高まります。
例えば、残業時間や休日出勤の計算、各種手当の計算など、細かい項目が多い給与計算では、手作業での正確な処理が難しくなります。また、担当者が疲労やストレスを感じている場合、ミスの発生確率がさらに高まります。
 

多様な雇用形態や勤務形態

パートタイム、契約社員、フレックスタイムなど、多様な雇用形態や勤務形態がある場合、それぞれに対応する給与計算が必要となり、ミスが発生しやすくなります。また、シフトが複雑である場合にも、手作業によるエラーが発生しやすくなります。
 

専門知識の不足

給与計算には税務や社会保険などの専門知識が必要です。年度ごとに法律の改定がないか把握しておく必要もあります。法律に加え労働条件に求められるルールへの理解が求められます。法律は頻繁に改正されるため、最新の情報を常に把握しておく必要があります。専門知識の不足は、給与計算ミスの大きな要因となりますので、担当者のスキルアップが重要です。
 

給与計算ミスの防止策とその比較

給与計算ミスを防止するための対策として、社内のチェック体制の強化、アウトソーシング、給与計算システムの導入などがあります。それぞれの特徴を比較します。

チェック体制の強化

給与計算のチェック体制を強化することで、ミスを未然に防ぐことができます。二重チェックや定期的な内部監査を行うことで、給与計算の精度が上がるでしょう。ただし、その分の人件費がかかります。
 

給与計算をアウトソーシングする

給与計算を専門の業者にアウトソーシングすることで、専門知識を持つプロフェッショナルが対応するため、ミスのリスクを大幅に減らすことができます。アウトソーシングのメリットは、内部リソースを他の重要な業務に集中させることができる点です。
 

給与計算システムを導入する

給与計算システムを導入することで、自動化により、ミスの防止が期待できます。また、システムの更新により、最新の法令や規則にも対応できます。
また社内で内製化できるため、社内にナレッジが蓄積し、情報伝達が早く、情報漏洩のリスクが小さいというメリットもあります。
 

おすすめはジョブカン給与計算

人的ミスをなくすためには、システムによる自動化がおすすめです。また、社内スタッフが操作を覚えることで、低コストで運用し、ナレッジも溜まります。

低コストで小人数からデジタル化

ジョブカン給与計算は、低コストで小規模な企業から導入可能です。1ユーザー単位での課金になるため、中小企業やベンチャー企業でも低コストで開始できます。デジタル化により、手作業によるミスを大幅に削減できます。
 

勤怠管理・労務管理まで連携し一括管理

ジョブカン給与計算は、勤怠管理や労務管理と連携し、一括管理が可能です。これにより、データの一元化が図られ、効率的な給与計算が実現します。
 

専門知識不要で内製化

専門知識が不要で、簡単に内製化できるため、従業員が自ら給与計算を行うことが可能です。これにより、アウトソーシングにかかるコストを削減できます。
 

ジョブカン給与計算の導入運用支援はインフォコネクトへ

インフォコネクトはジョブカン給与計算の導入実績が多数あり、全国対応が可能です。企業のニーズに合わせた導入支援を提供しています。

ジョブカンの導入・運用サポート内容

インフォコネクトでは、ジョブカン勤怠管理システム・ジョブカン給与計算システムの導入を、多数の企業様に支援してきた実績があります。ここでは、その具体的なサポート内容についてご紹介します。

導入支援:お客様の環境に応じた提案を行います。トライアル期間も設けておりますので、実際の運用を試していただけます。
運用サポート:電話サポート、メールサポート、打刻機器レンタル、設定・運用マニュアル(管理者用、従業員用)作成など、全面的にサポートします。
 

社労士と連携し実態に即した支援

インフォコネクトでは、社会保険労務士と連携し、労働関連の法令遵守の側面とITによる効率化の両面から、詳細なヒアリングを通じてDX支援を行っています。業務の実態に即した適切な導入を行うことができるのがインフォコネクトの強みです。
 

利用者の声―ジョブカン給与計算


松阪市飯南町、津市、名古屋市に店舗があります、茶農家直営のお茶屋さんである深緑茶房様へ、ジョブカン勤怠管理・給与計算の導入・運用をご支援させていただきました。

「従業員にとって不明確だった残業・休憩時間や、各自でメモ等をしていた有休管理がスマートフォンで見える化できました。また、個別の手当があったりする給与計算など複雑で2~4日程度かかっていた業務が、2~3時間で行えるようになりました。何より、給与計算の経験がない私でも出来るようなサービスで大変助かっています」と、喜んでいただけました。
 

まずはお気軽にお問い合わせください

インフォコネクトでは、お客様の環境に応じたジョブカン勤怠管理・給与計算システムの提案から導入、運用サポートまで一貫して支援させて頂いておりますので、ご検討の方はお気軽にご連絡ください。
https://info-con.co.jp/contact/
 

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