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共有されたPowerPointが編集できない時はスライドマスターを要チェック

2025.03.03

Webの豆知識

PowerPointの豆知識

こんにちは！WebライターのCHIKAKOです。

他の人が作ったPowerPointのスライドをもらい、自分でそれを編集しようとしたとき、「この部分を編集したいのに、どうしても変更できない！」という経験をしたことはありませんか？

フォントや画像を修正しようとしても、選択すらできない……そんなとき、原因のひとつとして考えられるのが「スライドマスター」の設定です。
スライドマスターは、スライド全体のデザインやフォーマットを一括管理する便利な機能ですが、その仕組みを知らないと「編集できない！」と戸惑ってしまうことも。

そこで今回は、スライドマスターとは何か、どのように編集すればいいのかを分かりやすく解説します。
PowerPointの他の人が作ったテンプレートを活用するときや、スライドをスムーズに作成するためのヒントとして、ぜひ参考にしてください。

\\　目次　//
スライドマスターとは？
スライドマスターの編集方法
スライドマスターで編集できること
まとめ

スライドマスターとは？

スライドマスターとは、PowerPointのスライド全体のデザインやフォーマットを一括管理できる機能のことです。

例えば、スライドで
・フォントや文字サイズ
・配色や背景デザイン
・ロゴや画像の配置
・ヘッダーやフッターの内容
といった部分を統一したいときに役立ちます。

スライドマスターを設定しておくと、資料全体に統一感を持たせられるだけでなく、新しいスライドを追加しても、デザインが自動的に反映されるため、いちいち個別のスライドを調整する必要がありません。

ただしこの便利な機能が原因で、スライドマスターを開かない限り、「スライドの一部が編集できない」という現象が起きます。

ここからは、スライドマスターで設定されたスライドの編集方法についてお伝えします。

スライドマスターの編集方法

それでは編集方法をわかりやすく解説します。

① スライドマスターを開く

PowerPointの「表示」タブをクリック
「スライドマスター」を選択

② スライドマスターの編集を反映する

編集が終わったら「マスター表示を閉じる」をクリック
すべてのスライドに変更が適用される

ここで注意点!
スライドマスターでテキストの入力はしないでください。

入力した文字が全てのスライドに反映してしまいます。
必ずスライドマスターの画面を閉じてから、個別のスライドを作成するようにしてください。

スライドマスターで編集できること

スライドマスターでは、

・フォントや配色の変更
・ロゴや画像の挿入・削除
・ヘッダー・フッターの調整
・レイアウトの変更や追加

といったことが可能です。これらがうまく編集できない場合は、スライドマスターが設定されている可能性が高いので、ぜひチェックしてみてください。

まとめ

スライドマスターは、PowerPointのデザインやフォーマットを一括管理できる便利な機能です。フォントや背景、ロゴの配置などを統一できるため、資料作成の手間を減らし、統一感のある仕上がりを簡単に実現できます。

特に、テンプレートとして共有されているPowerPointには、フォーマットが崩れないためにスライドマスターが設定されていることが多いです。
だからこそ、スライドの一部が編集できない場合は、一度スライドマスターを確認してみてください。スライドマスターを編集することで、不要なテキスト部分を削除したり、背景色の変更などが可能です。

PowerPointで効率よく統一感のあるスライドを作成したいときには、ぜひスライドマスターも活用してみてください！