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WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法【エックスサーバー編】
WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法【エックスサーバー編】
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こんにちは、クリエイターのSHOJIです。
WordPressを使っていて、メディアライブラリに写真や動画、PDFファイル等、いろんなデータをアップロードしたい時に、アップロードサイズの上限設定によって大きいサイズのデータがアップロードできないことってありませんか?
今回はエックスサーバーを例にして「WordPressでメディアライブラリのアップロード上限を変更する方法」をご紹介したいと思います。
アップロード可能なデータサイズの確認
WordPress管理画面から「メディアライブラリ」を開き、「新規追加」をクリックします。そこに「最大アップロードサイズ」という表示がされています。これが、ご利用中のWordPressでの最大アップロードサイズになります。
この最大アップロードサイズについては、みなさんがご利用中のレンタルサーバー(契約プラン)によって、上限が5MBだったり30MBだったり50MBだったりします。
今回の例でいうと、30MBということになります。(エックスサーバーの初期設定 30MB)
最大アップロードサイズの変更方法
エックスサーバーの「サーバーパネル」にログインすると、「ホームページ」というメニュー内に「php.ini設定」という項目があるのでクリックします。表示された「ドメイン選択」の画面で該当するドメインを選択すると、「php.ini設定」の画面が開きます。
「php.ini設定変更」メニューの最下部に「その他の設定」があり、「memory_limit」「post_max_size」「upload_max_filesize」という3つの入力ボックスが確認できます。
「memory_limit」は、PHPのスクリプトが利用できるメモリ容量の最大値。
「post_max_size」は、POSTデータの最大サイズ。
「upload_max_filesize」は、アップロードされるファイルの最大サイズとなります。
ポイントは、「memory_limit」の数値を一番大きく「upload_max_filesize」の数値を一番小さくなるように入力して保存することです。また、数値を上げすぎると500エラーになる場合もありますので、極端に数値を上げすぎない方がいいと思います。
今回の例では、
「memory_limit」200MB → 変更せず
「post_max_size」30MB → 50MB
「upload_max_filesize」30MB → 50MB
という具合に、数値を入力しました。
入力後「確認画面」に進み、「変更する」ボタンをクリックすると、php.iniの変更が完了します。
変更されたデータサイズの確認
WordPressの「メディアライブラリ」に戻り、「新規追加」画面にて「最大アップロードサイズ」が変更されているか確認します。
編集した通り、最大アップロードサイズが50MBに変更されました。
まとめ
技術的な知識がある方は、「.htaccessでの設定」や「WordPressのコアファイルでの設定」といった別の方法で対応できるかと思いますが、一般の方では厳しいかもしれません。したがって、エックスサーバー内サーバーパネルでの「php.ini」の変更が一番簡単な方法だと思います。
ただし、簡単だからといって無意味に最大アップロードサイズを上げすぎるのは良くありません。 大きなデータをアップロードしようとすればする分だけサーバーへの負荷が掛かってしまい、結果サイト表示が遅くなったり、サイト自体が重くなったりするだけでなく、訪問ユーザーに対してもデータ通信量が大きくなるなどのデメリットが生じてしまいますので、注意が必要です。
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