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SNSマーケティングの重要性と集客を考えた企業サイトとSNSの連携
SNSマーケティングの重要性と集客を考えた企業サイトとSNSの連携
この記事は公開から1年以上経過しています。
こんにちは、クリエイターのSHOJIです。
Webサイトの制作にあたって「自社サイトとSNSを連携させたい」というご要望をよく受けます。
今や企業の営業戦略において欠かせないものとなっている「SNSマーケティング」ですが、運営はしているものの上手く活用できていなかったり、継続して発信できていないといった企業が多いのも事実です。
そもそも、企業にとってのSNSとは何なのか?
また、自社サイトとSNSの連携によって、どのような効果を得ることができるのか?
みなさんも一度は考えたことがあるんじゃないかと思います。
そこで今回は、SNSマーケティングの特徴や、Facebook・Twitter・Instagram・LINE・YouTubeといった「5大SNS」と呼ばれるSNSの利用方法などをご紹介するとともに、企業における自社サイトとSNSのあるべき関係性について考えてみたいと思います。
- \\ 目 次 //
- SNSの役割
- SNSマーケティングの効果
- 5大SNSそれぞれの特徴
- 自社サイトとSNSの連携
- まとめ
SNSの役割
スマートフォンの普及に伴いSNSの利用者が格段に増えてきた近年、「自社アカウントを持つのが当たり前」「競合他社のアカウントに多くのフォロワー数がいる」「ブログより楽そう」といった考えでSNSを始めたものの、数日で発信が途絶え放置状態となったり、うまく活用できず期待していた効果が得られずに悩んでいる企業も多いのではないでしょうか。
みなさんもご存じの通り「SNSはコミュニケーションの場」です。理解しているはずが、自社のSNS運営になるとコミュニケーションがとれてなく、単なるビジネス色の強い発信だけになってしまっている企業も見受けられます。
情報収集のためにSNSを利用するユーザーが多いと言われていますが、ここでの「情報収集」とは一方的に送りつけられるものでなく、コミュニケーションや雑談的なやりとりの中から得られるものが受け入れられていることから、リアルな営業活動と同じように、企業のSNSでもユーザーとの関係構築が重要です。
SNSマーケティングの効果
「企業のSNSでもユーザーとの関係構築が重要」と聞くと、何だか面倒くさそうと感じるかもしれませんが、SNSマーケティングの導入が必須になりつつある理由として、消費者の購買行動モデルの変化が挙げられます。
数年前まで大多数の人は、GoogleやYahoo!などで検索して情報収集していましたが、最近ではSNSにアクセスするだけで、自分が興味・関心のある情報をたくさん得ることができるため、能動的に情報を収集することが少なくなってきています。
つまり、SEO対策だけにとらわれずSNSマーケティングを併用していくことで、こうした時代の流れによる消費者の購買行動の変化に対応していかなければ、これからのWebでは成果が上げられなくなっているとも言えます。
マスメディア時代の購買行動モデル
Web時代の購買行動モデル
SNS時代の購買行動モデル
5大SNSそれぞれの特徴
ここからは、Facebook・Twitter・Instagram・LINE・YouTubeといった、各SNSの特徴をご紹介し、SNSマーケティングの手法や運用を考えていきます。
「SNSのビジネス活用」と聞いて真っ先に思い浮かべるのがFacebook。
実名登録を前提としたSNSで、同僚や取引先とつながっている人も多く、Facebookメッセンジャーを使って仕事のやり取りをすることも珍しくありません。
世界中で圧倒的なユーザー数を誇るサービスですが、国内では30代から50代と比較的年齢層の高いユーザーが多く、ビジネス色が強いイメージです。
他のSNSにはない特徴として、Facebookアカウントが検索結果の上位に表示される傾向があることが挙げられ、企業名やその製品・サービス名を検索した時に見つけてもらえる可能性がより高いと言われています。
ただし、基本的に実名登録という性質から、記事や情報の拡散はされにくいのですが、ユーザー間のリアルな繋がりは強く、口コミ的にじわじわと広まる感じです。
Facebook同様、世界中で多くの利用者数を誇っているTwitter。
140文字以内という短い文章の投稿(ツイート)に加え、写真や動画を添えて投稿することも可能なため気軽に投稿しやすく、フォロワーを増やしやすいのも特徴。
Facebookと比べれば年齢層は比較的低めではありますが、20代から40代が多く利用しており、高校生や大学生も日常的に利用しているSNSです。
最大の特徴として、投稿がリツイートされることで、リツイートしたユーザーのフォロワーにも投稿が表示されるため、拡散力に優れたSNSなので、そこを上手く活用できれば、企業イメージの向上や間接的な集客に役立ちます。
ただし、高すぎる拡散力がマイナスに働くこともあるため、炎上のリスクは常に考慮しなければなりません。
全世界のユーザー数が10億人を突破し、国内の利用ユーザー数も3300万人を突破したInstagram。
写真・動画に特化したSNSで、多くのモデルや芸能人が利用しており、日本でも若い女性を中心に人気となっています。
Twitterよりもさらに若年層、特に10代から20代の女性から絶大な支持を集め、インフルエンサーの影響力が強いのが特徴のSNSです。
その一番の特徴は「写真・動画」を通じたコミュニケーションであるということで、24時間で投稿が消える「ストーリーズ」機能や、ライブ配信も活発で、新しいアプローチ方法として注目を集めています。
ただし、Instagramは投稿した記事などを「シェア」できる機能が実装されていないため、他のSNSに比べると拡散力が低いことで知られています。
LINE
2011年6月にリリースされたコミュニケーションサービスのLINEは、現在ではメールに取って代わる存在として圧倒的な存在感を示しており、国内だけでなく、アジア圏を中心にそのユーザー数を拡大しています。
世界でのユーザー数は約1億6,400万人と他のSNSと比較すると少なく、Instagram同様に拡散力は期待できませんが、国内のアクティブユーザー数2位であるTwitter(約4,500万人)を遥かに超える約8300万人のユーザーが利用しており、圧倒的な日本国内での利用ユーザー数を誇っています。
そのため「広告媒体として利用する」「ポイント付与などの方法で個人にリーチして来店を促す」といった、他のSNSにはない活用も出来ることが魅力で、LINE公式アカウントによるビジネス活用を行う企業も増えています。
YouTube
Google傘下に入ったYouTubeは2020年4月現在、全世界に20億人以上のユーザーが利用しており、世界で最も親しまれている動画共有サービスです。これまで紹介した直接的なコミュニケーションを主体とするSNSとは若干異なりますが、SNSマーケティングに戦略的に利用されて成果を上げています。
・Facebook同様に検索結果の上位に表示されやすい
・Twitter以上の情報量で共感を得やすい
・Instagram同様に商品購入の高い動機
・LINE同様に10代から60代以上と幅広い年齢層の利用者
など、他のSNSのいいとこどりであると同時に、Googleの検索結果においても、従来のテキストを軸にしたSEO対策から、動画コンテンツとの両立を軸にしたSEO対策へと変わりつつあります。
ただし、作成した動画をYouTubeに上げることは、企業にとってSEOと訴求力の両面で効果的なのは分かっているのですが、「撮影や編集など専門的なスキルが必要」「動画を作成するのに人員、時間、お金がかかる」「チャンネル開設~効果が出るまでのコストがかかりすぎる」などといったデメリットもあり、開設・運営するまでの高いハードルとなっているのが現状です。
自社サイトとSNSの連携
ご紹介してきたように「SNSはコミュニケーションの場」であり、コミュニケーションや雑談的なやりとりの中で「自分が興味・関心のある情報を得る」ためにSNSを利用するユーザーが多いことから、リアルな営業活動と同様に企業のSNSでもユーザーとの関係構築が重要なのです。
そのため、「SNSを入り口」とした「自社サイトの集客力を高める」ための仕組みを築くことが、「自社サイトとSNSを連携させる」ことだと言えます。
つまり、SNSを活用して「質の高い情報」を発信するとともに、ユーザーとコミュニケーションをとり続けながら、より良い関係を構築することで、自社サイトへの流入を高めていくことが理想であり、これによって自社サイトとSNSの連携を効果的なものになると考えます。
まとめ
企業や担当者にとって、日常の業務に加え、ブログの更新やSNSによる情報発信をし続けることは簡単なものでも楽なものでもありませんが、自社サイトを開設しただけで、SEO対策を行っただけで集客や商品の購入につながっていた時代がとっくに終わっている現状を考えると、近年言われているSNSマーケティングに注力する必要性がお分かりいただけたのではないでしょうか。
また、すでにSNSの活用を始められていて「自社サイトとSNSを連携させたい」とお考えであれば、より効果的なSNSの活用と自社サイトへの連携を構築することをお勧めします。
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