【ホームページ制作費】安さの裏側と良い会社を見極める質問９選とは

この記事は公開から1年以上経過しています。

こんにちは。WebディレクターのKAZUです。

ホームページの新設・リニューアルを制作会社に依頼する際、見積価格は分かりやすい比較指標になります。しかし、安さには、必ず理由があります。

本当に重要なのは単純な「料金の安さ」ではなく、「コストパフォーマンスの高さ」と「必要な機能がそろっていること」です。

リニューアルのご相談を受ける際に、以下のようなお話を伺う事例が少なくありません。

「初期費用が安かったから、飛び込み営業マンの言われるままに契約し、長期的には多額の費用がかかってしまった…」「安いと思って契約したが、後になって必要な機能がないことが分かった」

せっかくのホームページ制作で、業者との認識違いが発生して思った通りのものができないと、困りますよね。

そこで本日は、自社のニーズと予算に合った制作会社を見極めるための質問を９問ご用意しました。ぜひ、ホームページ制作会社に尋ねていただき、制作にかかる料金相場の確認や、制作会社選びの参考にしていただければと思います。

• \\　目 次　//
• ①毎月のコストはいくらかかりますか？
• ②自由なデザインを組むことができますか？
• ③ライティングまでしていただけますか？
• ④自分たちで更新する機能がありますか？
• ⑤更新代行をしていただけますか？
• ⑥完成後のちょっとした変更の費用はいくらですか？
• ⑦素材は自社で用意しなければなりませんか？
• ⑧打合せは何回できますか？
• ⑨解約する場合、違約金は発生しますか？
• 番外編：制作会社のホームページやSNSの実績があるのか
• まとめ：後悔しないホームページ制作のために

①毎月のコストはいくらかかりますか？

予想外に費用がかかったという声で多いのが、初期費用が極端に安い代わりに、毎月のコストが高いパターンです。特にリース契約は初期費用が０だとしてもおすすめしません。

初期費用が安いことは、当然大きなメリットですが、運用が長期化するとコストに見合わなくなる可能性があります。そして、解約すると違約金がかかるなどして制限がかかっていることもあります。

仮に、以下の２つのケースを比較してみます。
・初期費用70万円、月額費用5,000円
・初期費用20万円、月額費用3万円

20か月目で同額になり、21か月目以降「初期費用２０万円、月額費用３万円」の方が急激に割高になります。

ホームページの運用は、基本的に長期的な運用が大前提です。Googleからの評価を高めて効果が出るのに時間がかかります。よって、中長期的にコストが見合わない制作をすべきではないのです。

目安として、ホームページを「維持」するためだけに月３万円という金額を使うことは、決して安くない金額であることがお分かりいただけると思います（日々の記事更新等を含む場合は別ですが）。

ちなみに先ほどの事例の「初期費用70万円、月額費用5,000円」というのは当社ベーシックプランの基本的な金額でした。

インフォコネクトでは、必要な内容がすべてそろった保守対応の費用が月額5,000円です。手前味噌で恐縮ですが、三重県内では最安値の価格（当社調べ）だと思います。

ドメイン代やサーバー代、暗号化（常時SSL）、WordPress、プラグイン、セキュリティシステム等は維持に必須ですが、そもそもこれらが別料金とされている場合もあります。

また、いざという時の危機対策は、保険のようなものです。アクセス解析も見やすいデザインの方が、スタッフの方々自身でチェックしやすいでしょう。

軽微な更新が追加料金なしでできることも重要ですね。ちょっとしたテキストの修正や、ちょっとした写真の入れ替えは発生するものです。

次に初期費用を見ていきますが、次の項目が大きく関わります。

②自由なデザインを組むことができますか？

ホームページの制作費用は、大部分が人件費です。パソコンとネット環境があれば生み出せるので、原価の割合はかなり少ないのです。

人件費を大きく抑えることができるのは、デザインテンプレートを使い回し、デザインに制限を持たせる方法です。画像や文章を入れ替える手間はかかりますが、完全オリジナルでコーディングすることに比べれば、必要な時間、そして技術も不要になるので、人件費を抑えられます。

もし、毎月の保守費用が安く、初期費用まで安いということであれば、デザインに大きな制限がある可能性が高いです。

「このデザインどこかで見たことあるような、、、」
「ここの大きさをちょっと変えたいだけなのに、できないの！？」
というように、どこかかゆいところに手が届かない自由度と言ったところでしょうか。

もちろん、「どこかと似たようなものでも、とりあえず存在していることが大事」という思いであれば、デザインに制限があるサービスを使うことで、コストを抑えることが可能です。

地域によっても相場は変わりますが、完全オリジナルコーティングで作った中小企業向けのサイトが100万円～200万円だとすると、テンプレートをベースにしたサイトならば30～50万円程度に抑えられる場合もあるでしょう。
 

③ライティングまでしていただけますか？

ホームページを作ったからには、アクセス数を増やして、営業、広報、採用につなげるなどの目的があるはずです。

そこで重要なのがWEBライティングです。検索で上位に上がるためには、Googleの検索ロボットが良いと判断するコンテンツを作らなければなりません。そのための対策を、SEO対策（検索エンジン最適化）といいます。

SEO対策をしていないお客様からの原稿をそのまま使うことは、大抵の場合、最善とはいえません。

打ち合わせなり、資料を渡すなりして事業の情報を伝えたら、本文ライティングは専門のライターに任せるのがベストです。

当社では、代表挨拶や、会社情報（沿革や企業概要）の原稿は提供をお願いしておりますが、打ち合わせでヒアリングさせていただいた上で、トップページやコンテンツページのコピーライティング・SEOライティングをおこないます。

参考資料等がある場合はご提供をお願いし、Google検索でヒットしやすいキーワードや、競合他社が顧客を獲得しているキーワードなどを分析、照合した上で、適切な形に編集をしています。

↑検索でヒットしやすいキーワードの調査

↑競合他社サイトのアクセス状況や流入キーワード調査

検索エンジンに最適化させたライティングで、ホームページを作りましょう。
 

④自分たちで更新する機能がありますか？

ホームページは作って終わりではなく、むしろ作ってからが始まりです。ただ作っただけで検索結果の上位に出ることはあまり期待できません。

長期にわたりコツコツと情報を発信することで、ユーザーの役に立つ記事が増え、サイト全体の評価も上がっていきます。

ブログ機能があれば、自分たちでどんどん記事を更新していくことができます。機能がなければ、更新するたびに業者に連絡しなければならず、スピード感もなければ、都度コストもかかってしまいます。

最も世界で使われているCMSであるWordPressならば、初心者でも簡単にブログ記事を更新することができます。おすすめのブログ付きのサイトといえば、WordPress一択といっても過言ではありません。

⑤更新代行をしていただけますか？

サイトを更新したい想いがあっても、なかなか更新する時間をとれない、スタッフの時間を割けないという場合もあるかと思います。そのような場合は、放置せずに、コストをかけてでも更新代行を依頼した方が、結果は出やすくなります。

価格帯は様々で、１記事の文字数、更新頻度、SEO対策をどれだけかけるかによって変わってきます。月々１,２万円程度の「代理更新」もあれば、SEO対策にこだわり数十万円ほどかかることもあります。

どんな内容であろうとも、まずは「定期的に更新をする」ことが何よりも大事です。インフォコネクトでも、月額10,000円、月２本からブログ記事の更新代行を承ることが可能です。
 

⑥完成後のちょっとした変更の費用はいくらですか？

新しいブログ記事ではなく、固定のトップページやサービスページの変更にかかる費用も確認しておきましょう。

長く運営していれば、写真を入れ替えたくなったり、文章の言い回しを変えたくなったりすることもあるでしょう。そのような軽微な修正から、大規模な修正をしたくなることもあるでしょう。

その修正にかかるコストを確認しておきましょう。インフォコネクトでは、軽微なテキスト変更や写真差し替えであれば、基本の保守料金の中に含まれています。
 

⑦素材は自社で用意しなければなりませんか？

ホームページ制作に欠かせない写真素材は、用意する必要があるか、撮影を依頼できるのかを確認しておきましょう。もしくは、購入写真素材や、撮影が初期費用に含まれている場合もあるでしょう。

インフォコネクトでは、有料写真販売サイトでの有料素材の使用代金が、初期費用に含まれております。プロカメラマンを入れた撮影は別途撮影料金がかかります（撮影した写真は元データをお渡しし、その後自由に使っていただいて構いません）。
 

⑧打合せは何回できますか？

打ち合わせの回数に制限がある場合もあります。制作会社からすれば、打ち合わせ回数が増え長引くほど人件費もかかってきますので、そのための対処かと思われます。

インフォコネクトでは、回数に制限なく、打ち合わせが可能です。ご希望に応じて、現地でもオンラインでも対応しています。

⑨解約する場合、違約金は発生しますか？

本来、ない方が良いことですが、解約して別会社で作り直したいと思うこともあるかもしれません。

しかし、途中で解除できないような運用契約になっていたり、違約金がかかる契約になっていたりする可能性があります。

また支払いは月ごとだとしても、契約は１年更新である場合、更新直後であれば、解約してもその後、約１年間保守費用を払い続けることになってしまいます。

契約前には、「解除が可能か」、「解除条件はどうなっているか？」などを確認しておきましょう。インフォコネクトでは、基本的に解除による違約金等はなく、保守業務は月次更新になっております。
 

番外編：制作会社のホームページやSNSの実績があるのか

意外と盲点になっているのが、ホームページ制作会社なのに、そのホームページが検索で上位に上がってこないことです。

検索の上位をとるには、構造や作り方、SEO対策、更新内容など、総合的な力が必要になります。また、他社よりもオープンして日が浅かったり、更新をほとんどできていなかったりすると、上位を取ることは難しいでしょう。検索の上位をとることは、とても技術を必要とすることなのです。

検索のキーワードも様々ですが、まずは「ホームページ制作会社 ○○市」など地域名をつけて検索すると良いでしょう。
まずは広告がヒットしますので、広告以降の順位をチェックしましょう。

上位には、まずはまとめサイトが多くヒットするかと思います。その中でも、１ページ目（基本は10位以内）にまずどんな会社がヒットするのかをチェックしてみてください。

例「ホームページ制作会社 三重県」（2022/9/12 ゲストモードでの検索結果）
1位：まとめサイト
2位：制作会社
3位：インフォコネクト株式会社
4位：まとめサイト
5位：まとめサイト
6位：制作会社
7位：制作会社
8位：制作会社

この検索結果では１ページ目はPCでは8位までしか出ませんでした。
また、検索結果は毎日変動しますし、検索した場所によっても順位が変わります。当社も高順位を保つために日々奮闘しています！三重県という広い範囲の中でこの順位は、かなり健闘しているのではないでしょうか！
 

まとめ：後悔しないホームページ制作のために

繰り返しになりますが、ホームページ運営は長期戦です。目的に沿うものを作るために、制作会社の調査をしっかりおこなうことをオススメします。

最後になりますが、もしインフォコネクトにご興味を持っていただいた方がいましたら、お気軽にご連絡ください。

インフォコネクトでは、WordPressによるサイト構築により、サイトの更新作業などを自社で行うことが可能となり、運用コストの削減、費用対効果の向上、更新情報鮮度の確保などが可能となりますので、サイトが活気あるものに成長していきます。

テンプレートを使用しない完全オリジナルのデザインで、他社との違いを明確にし、自社の魅力を十分に伝え、訪問者に信頼感を与えることのできるハイクオリティなサイト制作を行います。
詳しくはWebサイト制作案内のページをご覧ください。
https://info-con.co.jp/homepage/

ホームページ制作およびリニューアルについて、お気軽にお問い合わせ・ご相談ください。
https://info-con.co.jp/contact/
 

• 前の記事へ

  デベロッパーツールで画像を簡単にBase64にエンコード(変換)する方法

• 次の記事へ

  iPhone「ショートカット」アプリの便利な使い方