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【Photoshop】写真とテキストが一体化!ブレンド条件を駆使してテキストを背景に溶け込ませる方法
【Photoshop】写真とテキストが一体化!ブレンド条件を駆使してテキストを背景に溶け込ませる方法
こんにちは
クリエイターのRIMPEIです。
まずはこちらをご覧ください。↓↓
テキストが背景の写真に溶け込んでいる〜!!
この画像はPhotoshopの「ブレンド条件」を駆使することで、簡単にサクッと作れちゃうんです!
ということで今回はPhotoshopの「ブレンド条件」を駆使して、テキストを背景に溶け込ませる方法をご紹介します。
ではさっそく見ていきましょう〜
- \\ 目 次 //
- 実際に作ってみよう!
- 基本:なぜそうなるの?ブレンド条件の基本
- 応用:テクスチャと組み合わせる
- まとめ
実際に作ってみよう!
まずは冒頭にお見せした画像の作り方をサクサクっと説明します。
手順①:背景の写真と溶け込ませたいテキストを用意
当たり前ですがまずは必要な素材を用意します。
この時レイヤーの順番はテキストが前、写真が後としておきましょう。
手順②:テキストレイヤーをダブルクリックしてレイヤースタイルのパネルを開く
背景に溶け込ませたいテキストのレイヤーをダブルクリックしてレイヤースタイルのパネルを開きます。
手順③:「ブレンド条件」の「下になっているレイヤー」の数値を調整
レイヤースタイルパネルの「ブレンド条件」セクションにあるスライダーを調整することで、背景の写真にテキストを溶け込ませることができます。
今回は「下になっているレイヤー」の数値を下画像のように調整することで、冒頭にお見せした画像を作成することができました。
※スライダー上のポイントを2つに切り離して微調整する方法は次の項目で説明します。
作り方はこれだけ!
思っていた何倍も簡単じゃないでしょうか?!
基本:なぜそうなるの?ブレンド条件の基本
「ブレンド条件」とは、特定の明るさや色の範囲に応じて、レイヤーをどのように合成するかを決める機能です。
「ブレンド条件」には2つのスライダーがあります。
「現在のレイヤー」と「下になっているレイヤー」はそれぞれ以下のような変化に関わります。
現在のレイヤー:
対象(選択中)のレイヤー内のどの明るさの部分を透明にするか
下になっているレイヤー:
下のレイヤー(背景)のどの明るさの部分に影響させるか
それぞれのスライダーの両端に動かせるポイントがあり、その動かし方で意図した溶け込ませ方を実現することができます。
とまあ説明をしてみましたが、言葉だけでは分かりにくいですよね。
百聞は一見に如かずということで、実際の操作映像を見ながらどんな動きをするのか確認してみましょう。
「現在のレイヤー」においては、左側のポイントを右に動かすにつれて暗い部分が透過していきます。またその逆で、右側のポイントを左に動かすにつれて明るい部分が透過していきます。
「下になっているレイヤー」においては、左側のポイントを右に動かすにつれて暗い部分が対象(選択中)のレイヤーの前面に現れてきます。またその逆で、右側のポイントを左に動かすにつれて明るい部分が対象(選択中)のレイヤーの前面に現れてきます。
さらに、溶け込み具合を滑らかにしたい場合はこんな方法があります。
スライダー上のポイントをOption(Windowsの場合はAlt)を押しながらドラグすると、ポイントの片側半分を切り離して動かすことができます。
この分離したポイントを動かすことで滑らかさを調整することができます。
簡単な説明ではありますが、以上が「ブレンド条件」の基礎知識と大まかな操作方法となります!
応用:テクスチャと組み合わせる
「ブレンド条件」の活用方法は、風景写真にテキストを溶け込ませることだけにとどまりません。
例えばこんな画像を作る際にも役立ちます。
コンクリートや木目、キャンバス地など様々なテクスチャに文字を配置することありますよね。
ただ単に上に重ねるだけでは文字が極端に浮いてしまうなんてことないでしょうか?
そんなときは「ブレンド条件」を駆使することで、あたかも背景の素材そのものにプリントされているかのような自然な風合いに仕上げることができます!
操作としてはこれまでと同じで、ブレンド条件の数値を変化させることで簡単に作ることができます。
ぜひ、いろいろなテクスチャで試してみてください!
まとめ
いかがでしたか。
複雑そうな加工がこんな簡単にできるなんて驚きですよね!
これまで消しゴムツールで頑張って何時間もかけて細かい作業をしていた人もいるかもしれません。
しかし今回ご紹介した機能を使えば、前面のテキストやオブジェクトを簡単に背景に溶け込ませることができますし、簡単に元に戻すこともできます。
何度でも簡単にやり直せるので、微調整が苦じゃありませんね!
もちろん今回ご紹介した「ブレンド条件」の数値を調整するだけでは不十分な場合もありますので、その時は他の方法をも組み合わせて理想のイメージに近づけましょう〜
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