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Windows11で使えなくなったIEをInternet Explorerモードで利用する
Windows11で使えなくなったIEをInternet Explorerモードで利用する
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こんにちは、チーフクリエイターのSHOJIです。
Microsoftの新しいOS『Windows11』がリリースされて、Windows10からバージョンアップされた方も多いはず。。。こちらWebの豆知識でも『インストールアシスタントを使ってWindows10からWindows11に無償アップグレードする手順』と題して、ご紹介させていただきました。
そんなWindows11では、Internet Explorer(以降IE)がインストールされなくなりました。
Windows95以来ずっと標準ブラウザーとして利用されてきたIEですが、ChromeやFirefoxといったモダンブラウザーにシェアを抜かれてしまい、開発とサポートが終了したことはご存知の通り。
ですが、IEでしか稼働しない業務システムを利用し続けている企業も存在しているのも事実。。。そこで今回の豆知識は『Windows11で使えなくなったIEをInternet Explorerモードで利用する』と題してお届けいたします。
- \\ 目 次 //
- Internet Explorerモード
- Internet Explorerモードの設定方法
- あとがき
Internet Explorerモード
Windows10よりデフォルトで既定のブラウザーになった『Microsoft Edge』ですが、Windows11ではIEがインストールされなくなったのに伴い『Internet Explorerモード』を設定することができるようになりました。
つまり、「Internet Explorerモードを利用して、IEでしか稼働しない業務システムなどを使うことができる」暫定的な救済策といったところです。
ただし、Internet Explorerモードは
・有効期限が30日間(再設定可能)
・互換性があるというだけで100%動作保証されるものではない
などといった制約もあるので、注意が必要です。
Internet Explorerモードの設定方法
① Edgeを起動して右上の[・・・]をクリック
② 展開したメニューから[設定]をクリック
③「設定」メニューから[既定のブラウザー]をクリック
④ 表示された「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」の初期表示は[規定]となっている
⑤「Internet Explorerモードでサイトの再読み込みを許可」を[許可]に変更
⑥[再起動]をクリックしてEdgeを再起動する
⑦「Internet Explorerモードページ」の[追加]をクリック
⑧「ページの追加」画面にて表示させたいURLを入力して[追加]をクリック
⑨「Internet Explorerモードページ」にURLが追加されたことを確認する
⑩ 追加されたURLにアクセスすると「Internet Explorerモードになっています・・・」の表示とともに、URL左にIEのロゴが表示される
ここまでの設定で、対象のページがInternet Explorerモードで閲覧できるようになります。
ただし[終了]ボタンをクリックするとInternet Explorerモードが終了してしまうので、作業完了まで[終了]ボタンをクリックしないよう気をつけてください。
あとがき
ようやくWindows11から搭載されなくなったInternet Explorer。
Webサイト制作に携わる者としては、これまでIEのためだけに行っていたと言っても過言ではない表示確認や動作検証などの手間から解放されると思うと清々しさすら感じます。
ですが、先にも述べたようにまだまだIEを利用せざるを得ない企業も多く存在します。
セキュリティ面を考慮すると、サポート終了してしまったIEを使い続けることは大変危険なので、最新のEdgeやChromeといったモダンブラウザーへと早急に切り替えることをお勧めします。
:
『Windows11 EdgeのIEモードで開発者ツールが利用できない問題を解決』
https://info-con.co.jp/tips/windows11-02-f12-tools/
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