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さくらサーバー新コントロールパネル!独自ドメインを2つ設定せずにwwwありなし&httpsのURL統一リダイレクトを簡単に設定が可能♪

さくらサーバー新コントロールパネル!独自ドメインを2つ設定せずにwwwありなし&httpsのURL統一リダイレクトを簡単に設定が可能♪

WordPressの豆知識

この記事は公開から1年以上経過しています。

レンタルサーバのさくらインターネットでは、ドメインを登録すると推奨設定として「wwwあり」「wwwなし」でもアクセスできる設定となってしまい、SEOの観点から.htaccessの記述を変更して、wwwありなしのURL統一リダイレクトを行っている方も多いのではないでしょうか。

慣れてしまうと何てことない設定ではありますが、やはり面倒ではあります。さらには、SSLを使用するしないを含めたリダイレクトを考慮すると、
・SSLを使用せずwwwなしで統一する場合
・SSLを使用してwwwなしで統一する場合
・SSLを使用せずwwwありで統一する場合
・SSLを使用してwwwありで統一する場合
といった、4種類の設定を覚えておかなければなりません。

そんな手間のかかってしまう「さくらサーバー」ですが、新しいコントロールパネルでは、これらの設定が簡単に行えるようになったのでご紹介してみたいと思います。

旧コントロールパネルでの設定

wwwありなし、httpsへURL統一リダイレクトを設定する場合、旧デザインのコントロールパネルでは、画像のように「wwwあり」「wwwなし」2つのドメインをまず登録する必要がありました。

さくらサーバー新コントロールパネル!独自ドメインを2つ設定せずにwwwありなし&httpsのURL統一リダイレクトを簡単に設定が可能♪

各ドメインの設定で、それぞれ「マルチドメインとして使用する(推奨)」から「wwwを付与せずマルチドメインとして使用する(上級者向け)」へと設定を切り替えているかと思います。

さくらサーバー新コントロールパネル!独自ドメインを2つ設定せずにwwwありなし&httpsのURL統一リダイレクトを簡単に設定が可能♪

さらに、前述の4種類の設定にあわせて.htaccessにリダイレクトの記述を行うのですが、今回この記事では、すでに実践されている方がご覧いただいていることと思いますので、これまでの方法についての詳細は省かせていただきます。
 

新コントロールパネルでの設定

ここから本題ですが、上記のように、これまで面倒だったこれらの設定が、新コントロールパネルでは簡単楽々に設定ができるようになりました。

今回ご紹介する設定は、wwwありで統一した後、無料SSL証明書Let's Encryptを登録してhttpsに統一リダイレクトする前提で進めていきますので、ご了承ください。

さくらサーバー新コントロールパネル!独自ドメインを2つ設定せずにwwwありなし&httpsのURL統一リダイレクトを簡単に設定が可能♪

①新規追加するドメインはwwwなしドメイン1つ

これまでは「wwwあり」「wwwなし」2つのドメインをまず登録する必要がありましたが、新しいコントロールパネルでは「wwwなし」のドメインを追加するだけで大丈夫です!

さくらサーバー新コントロールパネル!独自ドメインを2つ設定せずにwwwありなし&httpsのURL統一リダイレクトを簡単に設定が可能♪

②wwwが付与されたサブドメインも利用する

これまで「マルチドメインとして使用する(推奨)」から「wwwを付与せずマルチドメインとして使用する(上級者向け)」へと設定を切り替える必要がありましたが、新コントロールパネルでは「wwwが付与されたサブドメインも利用する」にチェックを入れたままで構いません。

③一時保存する

Web公開フォルダを適宜設定した後、一旦ここで保存します。 この設定で保存しますので、現段階では「wwwあり、wwwなし」どちらのURLでもサイトにアクセスが可能です。

④無料SSL証明書「Let's Encrypt」を登録する

次に、無料SSL証明書「Let's Encrypt」の登録設定を行います。この設定に関しては、これまでと同じように利用規約を確認後「無料SSLを設定する」ボタンをクリックすればOKです。

以降の設定は、SSLサーバ証明書発行後となるのでご注意ください。

⑤www.転送設定を切り替える

今回のポイントはここ!②③においてwwwありなし、どちらのURLでもサイトにアクセスができる状態から「www.転送設定」を切り替えることで統一リダイレクトの設定が簡単に行えます

今回wwwありでの統一を前提にしているので、画像のように「www.hogehoge.co.jpに転送する」にチェックを入れてあります。

⑥HTTPS転送設定を行う

さらに、④においてhttpsでの表示がされるようになったので、「HTTPSに転送する」にチェックを入れ再度保存します。これで、「http://www.hogehoge.co.jp/」でアクセスしてもリダイレクトされて「https://www.hogehoge.co.jp/」で表示されるようになります。

この時、WordPressを利用している方はさくらサーバー公式プラグイン「SAKURA RS WP SSL」を有効化して、常時SSLも同時に行うと良いでしょう。

最後に

このように、これまでさくらサーバーの旧コントロールパネルで面倒だった「独自ドメインを2つ設定したwwwありなし&httpsのURL統一リダイレクト」を、新しいコントロールパネルでは簡単に設定できるようになりました。

統一リダイレクトの設定以前までの制作過程はこれまでと同様に進めても大丈夫なので、どれだけ設定が簡単楽々になったかお分かりいただけたことと思います。

ただし、先にも述べましたが、旧コントロールパネルでの設定をご存じの方向けにかなり省略してご紹介したので、初めての方や不慣れな方には分かりづらいかと思いますし、何らかのトラブルが生じると手に負えなくなる可能性もありますのでご注意ください。

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