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Zoom録画はホスト以外でも可能!状況別の録画方法について詳しく解説
Zoom録画はホスト以外でも可能!状況別の録画方法について詳しく解説
この記事は公開から3年以上経過しています。
こんにちは。WebディレクターのKAZUです。
Zoomの録画をするにはいくつかの方法、条件があるのですが、公式のヘルプでも分かりにくい、英語で分からない部分などを調べてまとめてみました。
有料プランにしようか迷っている方、色々な録画条件を知りたい方の参考になれば幸いです。
- \\ 目 次 //
- 2種類の録画方法
- 状況別ホスト以外の参加者が録画可能な方法
- ホスト不在でも自動録画が可能
- まとめ:ホスト以外は基本ローカル録画
2種類の録画方法
Zoomの録画はワンクリックで開始、停止が可能で、非常に操作はシンプルです。
レコード方法は、
①クラウドレコーディング
②ローカルレコーディング
2種類の方法があります。
クラウドレコーディングは有料アカウント向け機能
クラウド録画は、基本的に有料プランでのみ使用可能です。一般的に動画ファイルはデータが重いため、共有するのにとても不便ですが、クラウドなら、URLを送るだけで簡単に共有ができます。
万が一、録画しているホストが通信エラーで突然会議から離脱してしまった場合、例え他の参加者が全員無料アカウントだったとしても、自動的に他の人にホストが引き継がれクラウド録画が継続されます。
保存場所は、
Zoomのブラウザ→「記録」→「クラウド記録」→目的の動画の「その他」→「ダウンロード」
で、パソコンのダウンロードフォルダに確認できます。
画質は640×360で、フレームレートは25.00フレーム/秒です。
無料アカウントでもローカル録画は可能
無料アカウントでもローカル録画は可能です。自分が今使っているパソコンのローカル環境に動画が保存されます。
共有する際には、USBなどの媒体にコピーしたり、Dropboxのようなクラウド上にアップロードして対象のURLを共有したりする、などの対応が考えられます。
クラウド録画より多少の手間はかかりますが、他のクラウドツールを組み合わせることで、十分に対応可能だと思います。
保存場所については、デフォルトではパソコンの「ドキュメント」→「Zoom」→該当のファイルがあります。保存場所は「設定」の「レコーディング」から変更も可能です。
画質は1280×720で、フレームレートは25.00フレーム/秒です。
無料でも使えるローカル録画の方がクラウド動画より画質が高いのです。これは、設定のどこかで変えられるのかなと思い調べてみたのですが、特にありませんでした。フレームレートは全く同じでした。
そのため、少しでも画質が高い映像で保存したいと思う方は、有料プランであってもローカル録画を使う、ということもあるかと思います。
状況別ホスト以外の参加者が録画可能な方法
また、ホストでない参加者が録画を行うには、基本的に「ホストの許可」をもらうか、共同ホストまたはホストに変更してもらう、という手段が考えらえます。この2つの場合について、録画方法を下の表にまとめました。
ホストから許可をもらいローカル録画をする
ホストから許可をもらい「参加者」の状態での録画は、有料アカウント・無料アカウント問わず、ローカル録画のみが許されます。
なお、事前にホストアカウントはWebブラウザからログインし、「設定」→「記録」→「ローカル記録」をオンにして、「ホストは参加者にローカルでレコーディングを行う許可を付与できます」にチェックを入れなければなりません。
この事前設定をすると、ホストは参加者に「レコーディングの許可」ができるようになります。
会議の途中からホストに変更し録画する
次に、元々はホストじゃなかった参加者が、ホストが途中退室し、ホストを受け継いだ場合です。
この場合は「最初のホストが誰か?」によって、クラウド録画できるかどうかが決まります。
最初のホストが有料ユーザーであれば、交代したホストが無料ユーザーであっても、クラウド録画の開始・継続(途中切断した場合に継続可能だったように録画継続)ができます。
逆に、最初のホストが無料ユーザーだと、途中で交代したホストが有料ユーザーだったとしても、クラウド録画を開始することはできません。あくまで「無料ユーザーのミーティング」と認識されミーティングが始まっているからだと思われます。
事例として以下のようなことが考えられます。
無料ユーザーのメンバーが有料ユーザー含むメンバーを集めてミーティングを企画した場合、会議が始まったあとで「クラウド記録しておきたいからホスト権限を渡すね」と言って権限を渡したとしても、クラウド録画はできないということですね。
クラウド録画したい場合は、おそらくミーティングを作り直す必要があると思います。
ホスト不在でも自動録画が可能
基本的には、ホストから許可をもらってから行うか、自分をホストにしてもらってからしか録画はできないのですが、ホスト不在の状態でも録画を開始することができます。
ホスト不在でクラウド録画をする手順
ホストが来る前でも、誰かが入室した時点で自動的にクラウド録画を開始することができます。
そのためにはWebブラウザにログインして事前の設定が必要です。
まずは、
①クラウド記録をオン。
②自動記録をオン(クラウドかローカルか選べますが、クラウドに)。
③ミーティング設定時に「任意の時刻に参加することを参加者に許可します」と「ミーティングを自動的にレコーディングする」にチェック(クラウドを選ぶ)。
この設定でミーティング作ると、参加者(無料ユーザーでもok)が誰か参加した瞬間から、クラウド録画が開始されます。
ホスト不在でローカル録画をする手順
ローカル録画も、ホストが来る前に始めることができます。そのためには、事前に「代替ホスト」を指定します。
Zoom公式HPによると
代替ホストは同じアカウント内の有償ライセンス利用ユーザーである必要があります。
参照:会議の開催ホストが不在のため、代替ホストの設定する方法について
だそうです。つまり、基本的に課金が必要ということですね。
課金せずにローカル録画を開始するには「ホストキー」を使う方法もあります。
ホストキーで代わりにホストになってしまうということなので、厳密にはホストが来る前ではなくなるのですが。同じ状況を想定すると、この方法がベストだと思います。
まとめ:ホスト以外は基本ローカル録画
かなりマニアックな細かいところまで説明してきましたが、基本的にはホスト以外が録画するにはローカル録画を使うことになります。それも、ホストの許可が必要です。
しかし、自分自身が会議の途中でホストに変更されたり、ホストキーで代理ホストになったりと、ホストになるという方法もあります。
はたまた、ホスト不在でも自動クラウド録画を設定しておくという方法もありました。
Zoomはどんどん機能も増えているので、この記事は2021年2月時点での情報にはなるのですが、かなり多くの状況を想定して録画機能が備わっていることが分かります。
慣れてしまえば、かなり便利に録画機能が使えそうですね。
こちらの過去記事では、Zoomのご紹介と簡易手順書PDFの配布を行っていますので、今回の記事とあわせて参考にしてみてください。
■新型コロナウイルス感染拡大を受け、ニーズの高まるオンライン会議【Zoomのご紹介と簡易手順書公開】
https://info-con.co.jp/staff/support-webmeeting_zoom/
最後にはなりますが、インフォコネクトで公式YouTubeチャンネルを開設しています!
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