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織田信長に才能を見いだされ、豊臣秀吉が恐れた稀代の名将「蒲生氏郷」

織田信長に才能を見いだされ、豊臣秀吉が恐れた稀代の名将「蒲生氏郷」

インフォコネクト・スタッフブログ

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三重県松阪市に本社があるインフォコネクト株式会社。
来たる11月3日(土)、松阪市では今年で57回目を迎える「氏郷まつり」が開催されます。

この氏郷まつりでは、蒲生氏郷を中心とした「武者行列」が毎年恒例となっっています。国史跡松坂城跡での出陣式から御城番屋敷や旧同心町の武家屋敷を巡り、甲冑に身を包んだ武士や、氏郷の奥方の冬姫、鉄砲隊などが続いて、総勢200名の大行列が街を練り歩き大迫力です。

またお祭広場では「松阪しょんがい音頭と踊り」や「松阪しょんがいソーラン」などの踊り、楽市楽座をほうふつさせるお店が300店ほど立ち並んだりと、市民に昔から愛されるお祭となっています。

そこで今回は、松阪の礎を築いた松坂城初代城主「蒲生氏郷」についてとりあげてみます。
 

蒲生氏郷

蒲生氏郷

 
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1556年(弘治2年)、六角氏に仕える蒲生賢秀の三男として生まれ、幼名は鶴千代。

13歳の時、六角義賢が上洛を目指す織田信長に倒され、鶴千代は人質として岐阜城に送られた。小姓として仕えるが、信長は一目で鶴千代の非凡な才能を見抜き、次女・冬姫を嫁がせることを約束。
人質のまま岐阜城にて元服し、信長の官職「弾正忠」から「忠」の字を与えて通称の「忠三郎」と名乗る。元服の際には自ら烏帽子親を務めたほど信長に気に入られていた

伊勢での北畠具教との戦いで初陣を果たした後、約束通り信長は冬姫を娶らせ、近江日野へ帰国させる。生涯側室は置かず、冬姫との夫婦仲は良好だったとされ、男子と女子の二子に恵まれる。

姉川の戦いや長篠の戦いなどの合戦に従軍するが、本能寺の変後は豊臣秀吉に仕え、小牧・長久手の戦い、九州征伐、小田原攻めなどの合戦に参陣する。

1588年(天正16年)、伊勢国松坂(三重県松阪市)に居城の松坂城を築く。この頃「氏郷」と名を改める。
氏郷は築城と同時に、軍事・経済の要所となる町の整備を行う。 楽市楽座を推進し、近江日野や伊勢大湊から有力な商人を誘致することで多くの人々が集まり、後に豪商のまちと呼ばれる礎を築く。

信長とともに豊臣秀吉も氏郷の才能を認めていたが、逆にその実力を恐れていた
1590年(天正18年)、東北の伊達政宗を監視する理由で会津へ加増移封されるも、松坂城築城と同様に、商人や職人を集めて殖産興業を伸ばして街作りに努め、自らの幼名からとった鶴ヶ城を築いた。

また、千利休の弟子・利休七哲の筆頭として茶湯にも深い知識があり、親交のあった高山右近の誘いでキリスト教の洗礼を受け、「レオン」の洗礼名を称した。1595年(文禄4年)に病死する寸前まで、蒲生氏郷の傍にいたのも高山右近だったと云われている

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蒲生氏郷の略歴・概要についてはこんな感じです。
毎年、蒲生氏郷について何も知らないまま氏郷まつりを楽しんでいましたが、織田信長や豊臣秀吉にその才能を認められ、家臣や領民からの人望も厚かったことを初めて知りました。

さらには夫婦仲も良かったということで、まつりの武者行列で氏郷とともに冬姫が続くのも納得です。

今回このように蒲生氏郷について学んだことで、氏郷公や冬姫がどんな人物だったのか想像しながら氏郷まつりに参加出来ると思うと、遥か昔の戦国の世を近く感じて何だかワクワクしてきました。

今年も氏郷まつりは11月3日の文化の日、土曜日に開催されます!
興味を持たれた方は、ぜひ氏郷まつりにお越しください!
 

第57回氏郷まつり 

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