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知ってるつもり?!今さら聞けない画像形式「jpg」「png」「gif」特徴と使い分け
知ってるつもり?!今さら聞けない画像形式「jpg」「png」「gif」特徴と使い分け
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こんにちは、クリエイターのSHOJIです。
最近ではスマホや一眼レフカメラなどの普及によって、Web業界に携わっていない一般の方々も画像を扱う機会が増えています。ブログやSNSなどに画像を投稿することなんて日常茶飯事といった感じですよね。
では、「画像ファイルの形式」ってご存知ですか?
知ってる方なら「JPG(ジェイペグ)」「GIF(ジフ)」「PNG(ピング)」などが思い浮かぶと思いますが、それぞれの違いについて即答できる方って案外少ないんじゃないでしょうか。
そこで今回は、画像形式それぞれの「特徴」と、ブログ投稿やビジネス書類作成レベルでの「使い分け」について解説してみたいと思います。
画像ファイルの形式
画像形式が分からないという方のために、まずは簡単に説明しておきます。
パソコンなどで扱う全てのファイルには「どのような形式で保存されているか」を表す「拡張子」というものが付いています。例えばExcelで作成されたファイルは「.xlsx」、PowerPointで作成されたファイルは「.pptx」という拡張子が付きますます。
「JPG」「PNG」「GIF」も画像形式を表していて、画像ファイルの種類を表す拡張子はそれぞれ「.jpg」「.png」「.gif」という具合になります。それぞれの画像形式によって画像に対する解釈や処理の違いがあり、編集・保存される画像に違いが生じてきます。
この「画像の違い=特徴」を知っていると、何かと便利ですよ!というのが今回の狙いです。
写真に最適!「JPG」
画像形式の中で広く使用されているのがJPG(ジェイペグ)で、デジカメやスマホで撮影された写真では、一般的にJPG形式で保存されています。最近のiPhoneではHEIC(heic)形式という新しい拡張子が実装されていますが、今回は割愛させていただきますね。
■ 特徴
・人間の目では判別しづらいレベルで画像を圧縮することで、画質を維持したまま、画像容量を小さくすることが可能。
・1670万色の色を表現でき、画質指定をして保存できる。
・編集・保存する度に画質が劣化する
■ おすすめな使い方
ブログやビジネス文章などに画像を載せる場合には、転送や表示スピードを高める観点から、基本的にはJPG形式の画像を使うことをおすすめします。
境界線を目立たなくする「アンチエイリアス」という処理が行われるため、シャープで輪郭がハッキリとした文字や図形などを含む画像はラインがぼやけたりもっさりとした仕上がりになるためおすすめしません。
また、画像を編集し保存する度に色の情報が失われていくため画像が粗くなり、画質が劣化してしまう弱点があるため、オリジナルの画像データを残しておく事を忘れずに!
アニメが作れる!「GIF」
線や文字、図形やロゴなど輪郭のはっきりしたものや、色変化の少ない画像の保存に適して、イラストやアイコンなどにによく使用されているのがGIF(ジフ)です。
■ 特徴
・背景の透過処理が可能。
・GIFアニメーションとして使える。
・256色の色を表現。
■ おすすめな使い方
ひとつの画像で256色しか使うことができないので、色数の多い写真やグラデーションなどを綺麗に表現することはできませんが、「GIFアニメーション」という短いアニメーション効果を使うことができます。
画像がパラパラマンガのようにループして、動画的にアニメーションしているものをホームページなどで見かけたことがあると思いますが、そのほとんどがこのGIFアニメーション画像です。
万能な形式!「PNG(ピング)」
PNG(ピング)には扱える色数などの違いによって「PNG-8」「PNG-24」という複数の形式に分かれます。
「PNG-8」はGIF同様、ひとつの画像で256色しか使うことができないので写真にはおすすめできず、GIFとは違ってアニメーションが使えないため、一般の方には特に利用する機会は少ないと思います。
「PNG-24」はJPG同様1670万色の色を表現できるので、色彩豊かな写真に向いています。さらにJPGとは違って線や文字、図形やロゴなど輪郭のはっきりした画像の保存にも適しています。
■ 特徴
・画質を全く劣化させない画像形式。
・1670万色の色を表現できる(PNG-24)。
・画像容量が大きくなりがち。
■ おすすめな使い方
画質を全く劣化させない画像形式なので、画像の容量を気にせず、画質を重視する場合や、シンプルで色数の少ない画像の場合に使います。
スクリーンショットやイラストに最適です。
ただし、同じクオリティの画像であればJPGよりもかなり画像容量が大きくなっている場合があるので、ブログやビジネス文章などに載せたり、メールで添付送信したりする際にはPNGよりもJPGの方が良い場合があります。
まとめ
・写真は基本的にJPG形式を選択する。
・アニメーションさせたい画像の場合はGIF形式を選択する。
・線や文字、図形やロゴなどが含まれる画像はPNG形式を選択する。
・画像容量を気にせず画質重視の写真の場合はPNG形式を選択する。
今回は3種類の画像形式をとりあげましたが、実際にはもっと多くの画像形式が存在します。また、本格的なWEBやDTPまで考えると、画像形式についてもっと深掘りする必要がありますが、一般的な画像の使い方であれば、この4つを抑えていればまず間違いないと思います。
ブログやビジネス文章などで画像をアップする際は、ぜひ参考にしてみてください!
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