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Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法

Illustratorの豆知識

こんにちは!HARUKAです!
以前の記事でIllustratorのパスから3Dオブジェクトを作成する方法をご紹介しました。
今回はillustratorで作成した3DオブジェクトOBJ形式で書き出す方法をご紹介していきます。

OBJ形式って何?

まず、OBJ形式は、多くの3Dデザインソフトで使える一般的なフォーマットです。
これを使うことで、Illustratorで作った3Dオブジェクトを、Adobe DimensionやBlenderなどのソフトに取り込み、扱うことができます。
 

OBJ形式で書き出す方法

Illustratorでの手順をご説明します。
 

最初に、3Dとマテリアルウィンドウが出ていない場合は「ウィンドウ」→「3Dとマテリアル」を選択してウィンドウを出します。

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法
 

① 3Dオブジェクトを選択した状態で、3Dとマテリアルウィンドウの「オブジェクト」を下までスクロールすると「3Dオブジェクトを書き出し」というボタンがあるのでクリック

②「アセットの書き出し」ウィンドウが出たら、形式を「OBJ」に変更して「書き出し」ボタンを押すと、OBJ形式として3Dデータが書き出されます。
 

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法
 

これだけで、他の3Dソフトでも使えるファイルが完成です!
 

Adobe DimensionでのOBJ形式のインポート方法

OBJ形式で書き出したファイルをAdobe Dimensionにインポートすれば、質感やライティングを簡単に加えることができます
 

インポートの手順は以下の通りです。

「ファイル」→「読み込み」→「3Dモデル」からOBJファイルを選択。

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法
 

デフォルトの背景画像と組み合わせて、グラスの質感やライトなどの設定を追加してみました。

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法
 

BlenderでのOBJ形式のインポート方法

OBJ形式はAdobe Dimensionだけでなく、Blenderなど他の3Dソフトでも使えます
Adobe Dimensionはモデリングできませんが、さらに形を変えたい場合にはblenderなら対応できます。
 

BlenderでOBJファイルをインポートする方法も簡単です。

「ファイル」→「エクスポート」→「Wavefront (.obj)」からファイルを選択。

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法

Illustratorの3DデザインをOBJ形式に変換|Adobe DimensionやBlenderで使える方法
 

もちろんBlenderで一からモデリングできますが、デザインによってはイラレに慣れているかたはこちらの方法が早い場合があるかもしれません!
 

まとめ

Illustratorで作成した3DオブジェクトをOBJ形式で書き出すことで、さらに高度な3D編集ができるようになります。
DimensionやBlenderなどに興味のある方はぜひお試しください(^^)/
 

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