AdSense（アドセンス）「Googleのsellers.jsonファイルに販売者情報を公開することをおすすめします。」の対応

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こんにちは、チーフクリエイターのSHOJIです。

今回の豆知識は、前回ご紹介した「ads.txtファイル」問題修正アラートと同様に表示されている「sellers.jsonファイル」の公開について『AdSense（アドセンス）「Googleのsellers.jsonファイルに販売者情報を公開することをおすすめします。」の対応』と題して解説してみたいと思います。

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• sellers.jsonファイルの公開は必要？
• sellers.jsonファイルの公開手順
• あとがき

sellers.jsonファイルの公開は必要？

参照：Google AdSense ヘルプ

sellers.jsonファイルは、広告エコシステムの透明性を高め、
不正行為を防止するための IAB Tech Lab 標準です。

参照：Google AdSense ヘルプ『sellers.json で販売者情報を提供する』
https://support.google.com/adsense/answer/9889911?hl=ja

「ads.txtファイル」の設置に関する対応では、自身のサイトに掲載される広告の透明性を証明するものでしたが、「sellers.jsonファイル」の公開に関する対応では、自身のサイトに掲載される広告の広告主に対して、サイト運営者の身元の健全性を証明するものです。

つまり「sellers.jsonファイル」を公開することにより、広告主が正規の手順を踏むことで、サイト運営者の「氏名」「ドメイン」「販売者ID」といった情報を確認できるようになります。

弊社のように法人で運用する場合は問題ありませんが、個人でアドセンスを運用しようとする場合には、自身の情報が閲覧可能になることを踏まえた上で、公開するかどうかをよく考えて判断する必要があるでしょう。
 

sellers.jsonファイルの公開手順

① アドセンスの管理画面から［アカウント情報］をクリック

② アカウント情報画面が表示される

③ 公開設定ステータスの選択を［非機密］にチェック

④「ビジネスのドメイン」にサイトドメインを入力

⑤ サイトドメイン入力後、自動的に保存される

⑥ ホーム画面のアラート表示が消える

ここまでの手順で、sellers.jsonファイルの公開作業が完了しました。

あとがき

「ads.txtファイル」の設置や「sellers.jsonファイル」の公開については、現時点ではどちらも必須対応ではありませんが、健全なサイト運営を証明するものになります。

前回の記事でもご紹介した通り「ads.txtファイル」の設置に関しては、自身のサイトに掲載される広告の透明性を示すのに繋がるため、設置を強くお勧めしました

ですが「sellers.jsonファイル」の公開に関しては、個人運営のサイトの場合は、自身の個人情報が公開されるというリスクを伴うため、そのメリット・デメリットをよく考え検討するべきです。

１分も掛からず設定が終わってしまうくらい簡単な「sellers.jsonファイル」の公開。弊社のようにサイト運営が法人であるならば、是非この機会に公開設定してみましょう！

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