Windows10のアップデート(バージョン2004)で、Internet ExplorerからPDFが印刷できなくなった時の対処法

windows10の豆知識

こんにちは、クリエイターのSHOJIです。

先日、「Windows10のアップデート後からInternet ExplorerでPDFの印刷ができなくなった」と、お客様からご相談を受けましたので、今回は事例と対応について共有してみたいと思います。
 
 症状の確認
 環境と対応
 対応手順
 アドオン以外の確認事項
 最後に
 

症状の確認

Windows10のアップデートでバージョン2004になった辺りで症状に気付いたようで、印刷ダイアログは表示されるけど、印刷ボタンをクリックしても反応せず印刷ができなくなったとのこと。

Windows10のアップデート(バージョン2004)で、Internet ExplorerからPDFが印刷できなくなった時の対処法 

環境と対応

お客様の環境としては、
・Windows10(Ver. 2004)
・Internet Explorer11(32bit)
・Adobe Acrobat Reader
などといった感じでした。

IEでリンクをクリックするとアドオンが働いて、ブラウザ内でPDFを表示させるのですが、今回の症状は恐らくこの「アドオン」が原因として考えられたため、「Adobe PDF Reader」のアドオンを無効化しました。
 

対応手順

Windows10のアップデート(バージョン2004)で、Internet ExplorerからPDFが印刷できなくなった時の対処法

①「アドオンの管理」をクリック

ブラウザ右上のツールボタンをクリックします。展開すると「アドオンの管理」という項目があるのでこちらを選択します。
 

Windows10のアップデート(バージョン2004)で、Internet ExplorerからPDFが印刷できなくなった時の対処法

②「すべてのアドオン」に表示変更

アドオンの管理画面左側に【表示】の項目があるので、「現在読み込まれているアドオン」から「すべてのアドオン」に変更します。
 

Windows10のアップデート(バージョン2004)で、Internet ExplorerからPDFが印刷できなくなった時の対処法

③「Adobe PDF Reader」のアドオンを無効化

アドオンの管理画面右側の一覧表示内にある「Adobe PDF Reader(状態:有効)」のアドオンを選択します。

選択すると、アドオンの管理画面右下に「無効にする」ボタンが表示されるので、それをクリックすることで「Adobe PDF Reader」のアドオンが無効化されます。
 

Windows10のアップデート(バージョン2004)で、Internet ExplorerからPDFが印刷できなくなった時の対処法

④動作確認

ブラウザの再起動は不要です。
再度、IE11でPDFのリンクをクリックすると印刷ボタンが反応するようになっているので、以前と同じように印刷できるようになります。
 

アドオン以外の確認事項

前述の通り、今回の症状はアドオンが原因として考えられたため上記のような対応を試みましたが、それ以外にも確認事項がいくつかあります。

①プリンタとの接続を確認

まずはプリンタが正常に接続されているか確認が必要です。

冗談のように聞こえるかもしれませんが、これまでの経験上、印刷できない原因の多くがプリンタと正常に接続されていないことでした。

プリンタと正常に接続されていないといっても様々で、
・プリンタの電源が入っていない(実はよくあるケース)
・LANケーブルが外れている
・PCとプリンタが別のWi-Fiを利用している
・IPアドレスの設定が変更された
等があげられます。

②IEのインターネット一時ファイルの確認

インターネット一時ファイルがいっぱいになっている場合にも、動作に悪影響が及ぶ可能性があるため、いっぱいにならないよう定期的に削除しておく必要があります。

今回はお客様の業務の都合上、インターネット一時ファイルの削除作業は行いませんでした。

③Internet Explorer11(64bit)の確認

64bit版のIE11を利用すると、正常にPDFファイルの表示や印刷ができない場合があるため利用しているIE11のバージョン情報を確認します。

64bit版のIE11を利用している場合は、32bit版のIE11に変更して利用すると正常に動作する可能性があります。

④Adobe Acrobat Readerが破損していないか確認

そもそも、インストールされているAdobe Acrobat Readerが破損していれば動作に不具合が出てしまいますので、破損の可能性が考えられる場合には、「Adobe Reader インストールの修復」をクリックして自動修復を試みてください。
 

最後に

2015年に開発が停止され、2019年1月には提供会社であるMicrosoftから利用停止要請が出されているInternet Explorer。

かつて最大のシェアを誇ったIEが故に、このブラウザに依存した業務システムが数多く開発され、さらにこのシステムを継続して利用しなければならない背景から、現在でも多くの企業で使い続けられているのが現状です。

今回は、お客様の業務の都合上どうしてもIE11を継続利用する必要があるための対応となりましたが、「Windows Internet Explorer」を利用しないことが大前提で、セキュリティ上、可能な限り最新版にバージョンアップすることが可能なブラウザGoogle Chrome」や「Mozilla Firefox」「Microsoft Edge」などを利用することをおすすめします。

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